2025年 大阪万博 に関する入札案件を調べてみました。
2025年の大阪・関西万博の開幕まで、あと2年を切りました。
2023年には、万博の建設工事が本格化し、ますますの経済効果が期待できると言われております。
既に万博開催による経済効果は、1970年の大阪万博や1985年のつくば科学万博、2005年の愛知万博など国内で過去に万博が開催された時の経済効果等を基に、政府が約2兆円と試算しているそうです。万博は企業の東京移転などで地盤沈下が続く関西経済浮揚の起爆剤になる可能性があるとも考えられます。
そんな多くの経済効果が見込まれる大阪万博においても入札案件の開示が実施されていることをご存じでしょうか?
例えば、下記の案件が公示されておりました。
【内閣官房】
2025 大阪・関西万博を契機とした地方公共団体による地域活性化に資する海外交流支援に係る施策の推進等に関する調査
【環境省】
令和5年度「2025年 日本国際博覧会(大阪・関西万博)」での環境省出展コンテンツ検討等業務
上記の案件に入札参加する場合は、国の資格(全省庁統一資格申請)が必須となります。
また下記サイトで、外郭団体において公示されている入札案件をチェックすることも可能となっております。
契約情報 | 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 (expo2025.or.jp)
いくつか例をピックアップしますと、下記のような入札の案件がありました。
・物品購買「大阪府咲洲庁舎への什器購入またはレンタル」
・「2025年日本国際博覧会 損害保険加入手続等代理業務」の公募について
・「2025年日本国際博覧会 バーチャル万博運営事務局業務」の一般競争入札(総合評価方式)について
上記の団体の案件においては、一部の案件では資格の有無を問わない入札案件も掲載されているようです。
その他に、開催地である【大阪府】、【大阪市】においても、大阪万博に関連する案件が掲載されております。
下記が例として下記のような案件が確認できました。
【大阪市】
・万博推進局市役所分室内スチールパーティション撤去・移設及び可動式ラテラル等撤去業務委託
【大阪府】
・日本万国博覧会記念公園 外国人来園者意識調査業務
・日本万国博覧会記念公園 万博記念ビル設備運転及び保守点検管理業務
大阪府や、大阪市の入札に参加するためには、全省庁統一資格だけでは足りず、大阪府と大阪市に入札参加資格申請が必要になります。
開催が近付くにつれて、ますます盛り上がるを見せる大阪万博の入札案件。国や自治体がそれぞれの役割を担って、案件を出していることがお分かりいただけたかと思います。
ご興味お有りの方は、是非リサーチしてみてくださいませ。