入札の種類について
入札には
「一般競争入札」・「指名競争入札」・「企画競争(プロポーザル方式・コンペ方式)」・「随意契約」の4種類があります。
初めて入札に参加する会社は、「一般競争入札」から入ることになります。
条件さえ合えば古い企業も新しい企業も、企業の規模にも関係なく、契約を実行できる力さえあれば参加できる入札です。
「指名競争入札」は、さまざまな条件をクリアした会社を自治体が何社か指名して指名をうけた会社のみが行う入札となります。指名を受ける自治体は、過去に同じような案件において落札し、その契約を正確に納品した会社が主に対象となります。
「企画競争」は、クリエイティブ要素が高い案件が主に扱われます。入札参加者を公募し、企画書の提出を求め、事前に定めた採点方式で点数が高い業者に発注します。受注者に特殊な施設や技術、企画力などが求められます。
「随意契約」とは特定の業者と入札なしで契約できる入札になります。
随意契約を結ぶことができる例としては、
・少額の契約をするとき
・特定の者でなければ納入することができない製品を購入するとき
・それに代わるものがない土地などを購入するとき
・緊急のとき
などがあります。
また、入札が不成立に終わった、つまり予定の価格より高い価格を全ての入札参加者がつけてしまったような場合、随意契約が可能となっています。